2009年01月11日
m/36野戦服1
今回はフィンランド軍m/36服の変化を資料から読み取れる範囲で
紹介する。
m/36服は、それまでのm/27服に変わり1936年5月29日をもって
フィンランド軍及び民間防衛隊に採用された。
より野戦に適した装備として採用されたm/27野戦服であったが
防寒性を高めるあまり礼装などに適さないとされ、礼装には
m/22服が引き続き使用された。
1930年代初頭より野戦、常勤、礼装をかねる制服の開発がされ
ドイツ、帝政ロシア、スウェーデンなどの軍服が研究された結果
1934年にはm/34服が登場した。
これは、同時期のドイツ軍の軍服を参考にしたもので当時のフィンランドに
おけるドイツの影響力が伺える。
m/34服は騎兵や猟兵など一部の部隊でテストされその結果が
m/36服に反映された。
1936年の採用から終戦後の1945年までのm/36服の変化を簡単に説明する
フィンランドでは、冬戦争終結から継続戦争勃発時にかけて軍服の増産が
行われ、そこでm/36服の形状にも変化が現れる。
1・エポレット
まずあげられるのがエポレットの形状である
1936年から1941年までの規定では、将校用及び上級下士官
の制服のエポレットには、兵科色のパイピングが施されていた。
1941年の規定改正でパイピングが廃止されエポレットの
形状はそれまでの丸いエッジから鋭角な物へと変化した。
1941年生産品
1942以降生産品
更に、1944年秋には襟章及びエポレットをはずすようにとの
通達がなされた為、放出されるm/36服にはエポレット
がとられてしまっているものがある。
紹介する。
m/36服は、それまでのm/27服に変わり1936年5月29日をもって
フィンランド軍及び民間防衛隊に採用された。
より野戦に適した装備として採用されたm/27野戦服であったが
防寒性を高めるあまり礼装などに適さないとされ、礼装には
m/22服が引き続き使用された。
1930年代初頭より野戦、常勤、礼装をかねる制服の開発がされ
ドイツ、帝政ロシア、スウェーデンなどの軍服が研究された結果
1934年にはm/34服が登場した。
これは、同時期のドイツ軍の軍服を参考にしたもので当時のフィンランドに
おけるドイツの影響力が伺える。
m/34服は騎兵や猟兵など一部の部隊でテストされその結果が
m/36服に反映された。
1936年の採用から終戦後の1945年までのm/36服の変化を簡単に説明する
フィンランドでは、冬戦争終結から継続戦争勃発時にかけて軍服の増産が
行われ、そこでm/36服の形状にも変化が現れる。
1・エポレット
まずあげられるのがエポレットの形状である
1936年から1941年までの規定では、将校用及び上級下士官
の制服のエポレットには、兵科色のパイピングが施されていた。
1941年の規定改正でパイピングが廃止されエポレットの
形状はそれまでの丸いエッジから鋭角な物へと変化した。
1941年生産品
1942以降生産品
更に、1944年秋には襟章及びエポレットをはずすようにとの
通達がなされた為、放出されるm/36服にはエポレット
がとられてしまっているものがある。
Posted by buriba at 01:52│Comments(0)